めまい

めまいについて

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めまいを起こす原因

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暴飲暴食
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熱風呂 長風呂
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お酒の飲みすぎ タバコの吸いすぎ
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ストレス
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血圧降下剤の効きすぎ
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交通事故などによる外傷

めまいを起こす病気

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めまいの多くは生活習慣や病気が原因で起こります。

■耳の病気

・中耳疾患
中耳炎・中耳手術
中耳腫瘍による内耳障害

・内耳疾患
メニエール病
良性発作性頭位めまい

・前庭神経疾患
前庭神経炎・ハント症候群
聴神経腫瘍

■脳の病気

・脳幹・小脳疾患
椎骨脳底動脈
循環不全症

・大脳疾患
血管性障害

■全身の病気

・全身疾患
高血圧・低血圧
起立性低血圧症
貧血・心疾患
動脈硬化

・頸椎異常

めまいの検査

●問診(非常に大切)
(詳しい症状や生活環境について尋ねます)
●体のふらつき具合をみる検査
●めまいの程度をみる検査
●その他

聴力検査は耳の病気によるめまいの診断に必要です。

また、血液検査・X線検査・MRI・CTも必要に応じて行います。

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重心動揺検査
バランスを検査します。

検査する事によって、めまいの重症度やタイプを調べます。
また、治療前と治療後を比較して薬の止め時などを把握します。

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めまいの対処法

突然のめまい対処法は?

次の点を守ってください。
・頭を動かさず、楽な姿勢をとる。
・衣服をゆるめて横になる。
・心を安静に保つ。
・静かな部屋で、目を閉じて安静にする。

その上で、すぐに医療機関を受診しましょう

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めまいの診察

診察を受ける時のポイントは?

病状について詳しく伝えることが診断と診療に大変役に立ちます。

問診がとても重要です!

◆どのような状況で起きたか?
◆どのような姿勢で起きたか?
◆どのようなめまいだったか?
◆どれくらい続いたか?

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めまいは命に関わることもあります。
甘く見ないですぐに医療機関に訪れてください。

◆めまい以外の症状
◆過去にかかった大きな病気
◆職業・その他生活習慣
◆家族・親戚の様子

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めまいの予防

① 睡眠と休養を十分にとる。

② ストレスとうまく付き合う。

③ タバコは本数を減らすか禁煙する。

④ 食事の内容に注意する。
塩分や脂肪、カロリーの取りすぎが、めまいにつながることがあります。

⑤ 飲酒は控えめに

⑥ 旅行の前には医師に相談を

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めまいを起こす病気

◆頸性めまい(けいせいめまい)

強い肩こりや張りがあり、立ったり、歩いたりすると、フワフワしためまいを生じるのが特徴です。
頸椎(けいつい)の病気で、体のバランスをとるための情報が脳から足にしっかり伝わらないことが原因です。
症状をおさめるためには、適度な運動など、肩こりの解消に努めることが最も重要です。

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◆血圧変化(けつあつへんか)


座っていて立ち上がったときなど、頭の高さを変えた時にクラっと立ちくらみが起こります。
繰り返すことが多いのが特徴です。
低血圧や不整脈、血圧を下げる薬の効きすぎにより、心臓からの血流自体が低下することが原因です。 症状をおさえるためには、医師と相談して、血圧を調整する薬をもらってください。
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◆前庭神経炎(ぜんていしんけいえん)


急に強烈なめまいにおそわれた。
病院に入院してもおさまらない。
回転する感じは止まっても、フラフラした感じは残る。
めまいの1週間前、風邪を引いていた。
それは、前庭神経炎かもしれません。

耳の病気が原因で起こる他のめまいに比べて、めまいの持続時間が長いことが特徴です。
通常、耳から起こるめまいは1日以内に収まることが多いのですが、前庭神経炎では、数日間にわたり1日中めまい、吐き気が続きます。
前庭神経炎は平衡感覚(へいこうかんかく)に関係する前庭神経が炎症を起こすことでめまいを生じます。

前庭神経炎の診断には、めまいの様子を観察する検査が早期に必要です。

前庭神経炎の治療には、精神安定剤、抗めまい剤や吐き気止めが必要になります。

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◆メニエール病


【特徴】

回転性のめまいや、難聴、耳鳴りなどを繰り返すことが特徴です。
(数時間めまいが続きますが、長くても1日以内に収まります。)

【病因】

内リンパ水腫(ないりんぱすいしゅ)と呼ばれる内耳のむくみが原因でめまいが引き起こされます。

メニエール病

【病態】

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【治療】

メニエール病の治療は抗めまい剤、吐き気止めなどを使い、まずは、めまいをおさえます。

その後、浸透圧利尿薬を用い、内耳のむくみを取り除きます。

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◆良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症はめまい患者の約20~40%を占めていると言われ、耳から起こるめまいの中では最も多い病気です。

【特徴】

起床時や寝返りをうつ時などに頭の位置を動かすことでめまいが生じ、めまいを起こす頭の位置(めまい頭位)が 人によって決まっているのが特徴です。
(めまい頭位を取り続けると、通常1分以内に収まります。)

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【病因】

内耳の前庭という場所にある耳石がはがれて三半規管の中に入り込むことが原因でめまいが引き起こされます。

良性発作性頭位めまい症

【病態】

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【検査】

診断のときは、眼振(自分では制御できない眼球の動き)の検査が重要です。
眼振の検査には特殊なメガネを使います。
病気の種類によって、動きのタイプが異なり、何の病気によるめまいかを知る手がかりになります。

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【治療法】

良性発作性頭位めまいの治療には、めまい頭位を繰り返すことが大切です。
めまい頭位を繰り返すと、だんだん慣れが生じ、めまいが起きなくなります。
また、めまいの原因となる耳石をめまいの起こらない位置に追い出す理学療法も行っております。

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【理学療法】

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【耳石置換法】

自分で耳石を移動させる方法もあります。
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注意すべきめまい

めまいにともなって
激しい頭痛や手足のマヒがあったり、意識がおかしくなったりしたときは、できるだけ早く、周囲の人に救急車を 呼んでもらってください。
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椎骨脳底動脈循環不全

めまいに対して他院(脳外科、内科、耳鼻科など)CT・MRIで「問題なし」、原因不明、自律神経失調、心因的と言われそのままになっていませんか?

何故そのようなことが起こるのか・・・
それは・・・診断根拠となる所見が見つけきれていないからです。

上記のような場合、椎骨脳底動脈系の循環障害によるめかいの可能性もあります。
この疾患概念にDr.が注目しない場合、見過ごされます。
椎骨脳底動脈系の循環障害においてめまいは最も頻度の高い症状の1つ。
他にも潜在性の循環障害は、耳鳴り・難聴(両低音低下)・咽喉頭異常感との関連性がある場合があります。
          ↓
  そして・・・めまいのみの症例もあり得る!!!
  (血液の左右差が出ることによる)
めまいの日常診療では椎骨脳底動脈循環不全によるめまいのみの症例は、他のめまい疾患に比べ圧倒的に多いとする説もある。
          ↓
        しかし!!!
多くの場合、良性発作性頭位めまい症・メニエール病・前庭神経炎との診断され、治療されているケースが多い。(合併しているケースもあります。)

この病態を発現させたり、悪化させるものとして以下のことなどがあります。
①動脈硬化
②血圧異常ないしその変動といった機能性変化
③自律神経失調
④頸椎の変形による椎骨動脈の圧迫・狭容化など

当院では椎骨脳底動脈による症状も視野に入れ、MRIのみではなく、
MRA(MRIを用いた血管を撮し出す方法)の読影を行っております。
併せて必要に応じ、頸椎のX線検査(頚の骨の変形、歪みを調べる)、自律神経系に対する問診・血圧テストも行っています。
もちろんめまいに対して基本的聴力検査も行います。
平衡機能検査、頭位・頭位変換、眼振検査、この病態の血管系に問題があると障害を受けやすい脳幹・小脳の状態を把握するのにETTという特殊な検査も当院で行えます。
MRAで椎骨脳底動脈がうつっていても、それにDr.が意識を持たなければ、細かったり、開通が悪くても見過ごされます。

治療はこの血管系への血流を改善させる内服薬の投与、過去の小さい脳梗塞の合併などがあった場合は、セロクラールなどの血流改善剤なども、内服していただきます。
併せて、神経内科・脳外科の受診もおすすめしています。

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